作家志望のための手帳で読書記録をつける5つのポイント

小説の書き方

こんにちわ、新庭(@araniwakon)です。

前回は、手帳を使って読書記録をつけるべきです、というお話をしました。

まずはこちらをご覧ください。

今回は、実際に手帳でどう読書記録を書けばいいのかを、紹介したいと思います。

手帳に残す読書記録の5つのポイント

前回の記事を読んでいただき、手帳で手書きをしてみようという気になりましたでしょうか。

では、さっそく書いていきましょう。こういうことは、勢いが大事です。

ここからは、私が実際にやっている自己流の読書記録とそのポイントをご紹介いたします。

5つのポイントは、

  • 小さめの手帳に書く
  • 見開き2ページで書く
  • 基本情報は表紙レベルで
  • 左ページには客観を
  • 右ページには主観を

となります。

これらを網羅した私の手帳が、こちらになります。

字が汚いのはすいません……。

細かい説明は、下記でさせていただきます。

手帳は小さめのサイズがおすすめ

まずは手帳を買わないと始まらないと思いますが、これはどんな手帳でもOKです。

ただ、小さめの手帳を買うことをおすすめします。

ちなみに、こちらが私が利用している読書記録用の手帳になります。ボールペンは比較用ですね。ペリカンのボールペンです。ペリカン、めっちゃ可愛いのでおすすめです。

「読書記録だから、いっぱい書き込めた方がいい」と思う方がいるかもしれません。

ですが、最初から大きなサイズで書こうとするのは、やめておきましょう。

最初から意気込んでしまうと、書くことが負担になってしまいます。書くこと自体がストレスになると本末転倒。そのうち読書記録を書かなくなります。

そのため、ちょっとくらいスペースがなくて、書きたいことが書けないくらいがちょうど良いです。

「書きたいことが書けないなんて」と思う方は、思考を逆転させてみてください。

「短い中で要約する能力を養うんだ」と思いながら、まとめる力を培いましょう。

あと、小さい手帳だと、持ち運びしやすいですし、カバンに入れても邪魔にならないです。

ちなみに私は文庫本サイズの手帳を使って、読書記録をしています。A6サイズですかね。それくらいがちょうどいいと思います。それでちょっと物足りない方はB6サイズにしておけば問題ないでしょう。A5やB5は、やめておいた方がいいです。

ちなみに、画像の手帳は今回用にサンプルで書くために用意したのですが、新庭がいつも使ってるのはモレスキンという手帳でございます。

モレスキン、お薦めです。

見開き2ページで本一冊の読書記録を書こう

手帳を開いてみましょう。

左ページと右ページがありますよね。

私は、この見開きで一作品の読書記録を書くようにしています。

細かいことは後で書かせていただきますが、とにかく、二ページで一作品というのがポイントです。

基本情報は表紙だけでいい

基本情報は色々書いてると面倒なので、タイトル、出版社、著者名くらいにしています。

それ以外の情報は面倒ですので、いらないかなと思っています。このあたりは好みですけど。

むしろ、表紙の画像を縮小コピーして手帳に貼り付けるくらいにしても面白いかなと思います。こんな感じですね。

あとは、読み終わった日付を書くくらいでしょうか。

個人的には、基本情報はそこまで大事な情報ではないと思っていますので、できるだけシンプルな方がいいかなと。

左ページに書くべき項目は客観的なこと

左ページは客観的なことを書きましょう。客観的ってどういうこと? と思うかもしれませんが、簡単です。

自分の意見をはさまないもの、というイメージです。

その本の基本情報(タイトル、著者名など)、あらすじ、ジャンルなどですかね。自分が感じた意見とか感想ではないです。その本について、事実をそのまま書くという感じでしょうか。

具体的な書き方なのですが、私は左ページに書いているのは、次のことです。

  • 要約:物語を一行でまとめる
  • 起承転結:物語の起承転結を四行でまとめる

大事なポイントなのですが、本のあらすじを、そのまま書き写さないでください。

要約ですが、これはその本を読んで、一行でまとめてみましょう。これをすることで、小説のログラインを作るためのトレーニングにもなります。

また、起承転結ですが、これも物語の構成を考えて書くことになるわけですから、構成のトレーニングになります。

左ページに書くのは、客観的なもの、というのを意識してみてください。

右ページに書くべき項目は主観的なこと

右ページには、自分が感じたこと「主観」を書きましょう

感想や良かった部分、勉強になったところを書きます。

具体的な書き方なのですが、私は右ページに書いているのは、次のことです。

  • 感想
  • 良かったところ
  • 勉強になったところ
  • 初めて知ったこと

内容に関しては好みもあるかと思いますので、このあたりは自分で何を書くのがベターなのかを、色々やって編み出したらいいのかなと思います。

大事なのは、自分がどう感じたのかをしっかりと書くことだと思います。

最後に

読書記録を書かない方はたくさんいらっしゃるかと思います。

私もずっと面倒くさいと思っていました。

ですが、読んだ本の情報をそのままなくしてしまうのは、もったいないかと思います。

モチベーションを続けるのは難しいかと思います。

ですが、これも勉強だと思って、続けてみてください。

きっとあなたの財産になるに違いありませんので。

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