作家になるために手帳で読書記録をつけましょう

小説の書き方

こんにちわ、新庭(@araniwakon)です。

今回は、手帳を使って読書記録をつけるべきです、というお話です。

小説を読んだら、そのまま終わりにしていませんか?

「あー、おもしろかった」
「ためになった」
「今日も一冊のノルマを読み終えることができたなあ」

その感想だけで終わるのは、とてつもなくもったいないことです。

小説の「なにが」「どう」面白かったのか、「どこが」ためになったのか。

それをしっかり記録として落とし込むことによって、読書の効果は大きく変わります。

本を読んだら、ぜひ、読書記録をつけてください。

ここからは、私が思う読書記録をつけるメリットを紹介させていただきます。

なぜ読書記録を手帳でつけるべきなのか

手帳で読書記録をつけるのには理由があります。

それぞれのメリットをご紹介いたします。

読書記録をつけるメリット

読書した経験を今後にも活かすため、読書記録をつけるべきだと私は思います。

小説にはたくさんの情報がありますし、読んだだけだと、その本をほとんど活かすことができません。

しかしながら、本を読んで得られた情報やポイントを記録することで、理解がとても深まります。

例えば、その小説の起承転結を書いてみましょう。その物語を一行に集約してみましょう。

そうすることで、あなたの要約する能力がつきます

一番良かったと感じた場面を描き、なぜそれが良かったのかを言語化することで、その場面で用いられているテクニックを理解することができます。

どこが面白かったのか。なぜ面白かったのか。それを書き出してみましょう。

短くて、大丈夫です。

むしろ、要点をまとめる力を培うために、一言で書くべきだと私は考えます。

感想を書くことで、頭の中の情報を整理することができます。

考えを言語化することは、とても重要なトレーニングになります。

また、日記の代わりにもなりますので、将来的に読み返すと嬉しい気持ちになれるかもしれません。

どうですか? 書かない手はありませんよね。

手帳で手書きにするメリット

読書記録は、手帳に手書きしましょう。

私の経験から言いますと、作家志望の方なら読書記録は手書きが絶対に良いです。

手帳が断然おすすめです。私は手帳に読書記録を残すようにしています。

なぜなら、手で書くことによって、脳が刺激され、思考がめちゃめちゃ働くからです。

最近だと、読書記録のアプリがたくさんありますし、スマートフォンで手軽に残せるので、非常に楽だと思います。 ただ、アプリの読書記録を私も今までやってますが、どうも合わなかったです。

「スマホをぽちぽちするだけで残せるから、それの方がいいじゃん」

と思う方はたくさんいらっしゃるかと思います。

それを否定するわけではありません

アプリは、とてつもなく便利です。本のタイトルを検索して、登録するだけで記録できます。表紙、著者名、出版社も勝手に入ります。アプリによっては、あらすじまで自動登録されます。他の人が書いた感想を読むこともできます。自分がいつ読んだのか、合計で何ページ読んだのかのデータも取れます。良いことばかりでしょうね。

記録する上では、とても便利なそれが、なぜ合わなかったのか。

私の場合、登録するだけで満足してたからなんです。登録したらそれで終わり。過去の読書記録を読み返さないし、書いた気にならなかったし、記録することが逆に面倒くさいと感じてしまいました。機械作業のようになってしまってたんですね。

なぜなのかと考えたのですが、合わなかった理由は、一番のメリットである手軽さにありました。アプリは手軽に残せる反面、思い出とするには軽すぎるのではないかということです。

電子データは埋もれていきますし、自分の手元にあるという実感がないんですね。

その点、手帳だと、自分で書いているから愛着が湧きますし、ページをめくると嬉しい気になります。ノートをカスタマイズしたり、自分なりにアレンジしたりすることができます。シールを貼ったりとかですね。

他に考えられるメリットとしては友達に「読書記録つけてるんだ」と自慢できるところでしょうか。

私も友達に読書記録を見せたことがあります。アプリの読書記録を見せると「ふーん」で終わってしまいました。ですが、手帳を見せると食いつきが違いました。

「え、何ですかこれ、手帳? 読書記録? すごいことやってますね」

アプリでも手帳でも、やってることは同じでも、全然食いつきが違いました。やっぱり、手帳を使ってる人はあまりいないので、それが物珍しいのかなと思います。

騙されたと思って、ためしに手書きで読書記録をつけてみてください。

あなたの読書生活が楽しいものになることを、私が保証します。

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