こんにちわ、新庭(@araniwakon)です
今日も読書記録です。古典部シリーズの氷菓、愚者のエンドロール、クドリャフカの順番の感想は以前にも書かせていただきましたが、その続編の遠まわりする雛を書いてみようと思います。
古典部シリーズ大好き。
いや、ダメですね。海外ものを読もうと思った矢先、古典部シリーズをどんどん読んでしまいます。
やっぱり、好きなんでしょうね、この世界観や文体が。素晴らしいとしか言いようがない。
勢いで「ふたりの距離の概算」と「いまらさ翼といわれても」を購入してしまった。どっちも単行本で持ってるけど、kindleの電子書籍で買いました。
【簡単なあらすじ】
古典部シリーズの短編集。下記の短編が収められている。
・やるべきことなら手短に
・大罪を犯す
・正体見たり
・心あたりのある者は
・あきましておめでとう
・手作りチョコレート事件
・遠まわりする雛
【読了時間】
約4時間
【読んだ感想】
昔も読んだのですが、改めて全部読んだ後、もっとも余韻が残るのが「遠まわりする雛」ですね。
この一話が最高すぎて、もうこれのためだけにこの本を買ってしまってもいいくらいかと思います。
そういえば、自分は古典部シリーズのアニメを見たことがないんですが、遠まわりする雛は最終話らしいので、それだけでも見たいな、とか思ったり思わなかったり。
とにかく、折木&千反田が最高過ぎて、もうたまらないです。
もっともっと作品を見たい。
これはもうアニメを見るしかないですね……アニメ、見よう。だいぶ遅いですね。もっと流行に乗っておけば良かった。原作の雰囲気と違うかもしれないという感じがあったので、ちょっと敬遠してたんですが、それはそれ、これはこれ、ですかね。
【自分が感じた見所】
・キャラクターの心情がどんどん変わっていくのが、とてつもなく良いですね
・遠まわりする雛、が最高ですね。終わり方が最高。
【こういう人におすすめしたい】
・人が死なないミステリを読みたい人
・青春を感じたい人
・古典部最高と思ってる人
【この小説から学んだこと】
・心あたりのある者は、が九マイルは遠すぎるがモチーフだったりするらしい
・あきましておめでとう、はフットレルの十三号独房の問題がモチーフだったりするらしい
【個人的な好み度】
★★★★★
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