小説は誰でも書くことができます【必要なのは書きたい気持ちだけです】

小説の書き方

こんにちわ、新庭(@araniwakon)です。

これから小説を書こうと思っている方。

初めて小説を書いてみた方。

そういう方が、初めて小説を書いたら、どんな気持ちになるでしょうか。

「やった、書けたじゃん。小説書くの楽しいな~」

「これは傑作だぞ~」

「新人賞を受賞するかもしれないな~」

みたいに、プラスな感情で埋め尽くされてることでしょう。おそらくハイになっているかと思います。

かくいう私も、初めて書いた小説は、誰かに読んでもらいたく、ネット上に投稿してみました。

「誰か、感想くれるかな~」

初めて小説を書いた時「すごい面白いものが書けた!」と思ったものです。

……が!

その作品についた感想は、このようなものでした。

主人公の考え方が不快です。良い印象を持てません。文章もうまくないです

……ガーン。

と、まあ、そんな風に、結構ひどいことを言われたことを覚えています。

なかなか凹みますよね~。自分を全否定されたような気になりませんかね。そりゃ、自分がおもしろいと思って書いたものを、つまらないと言われたら、テンションだだ下がりになりますよ。当然です。元気なくなります。しょんぼりです。

初心者の方なら、尚更そうだと思います。

生まれて初めて書いた小説を、ボロクソに言われるなんて、当然です。最初から上手く書ける人もいるかもしれませんが、普通はそうならないと思います。

初心者が下手なのは当然なのです。 まずはそれを理解してください。

書いた小説がダメダメだった時、あなたはこう思うことでしょう。

「ダメだ! 自分みたいなやつは小説を書けないんだ! 書いてもしょうがないんだ!」

面白くないって言われたり、上手く書けかった時、そんな風に思ってしまうことがあるかもしれません。思わない人はいないと思います。悩んで、小説書くの辞めようかなって思うこともあるでしょう。

小説を書かなければ、つらい思いをしなくて済みます。否定的な意見をもらうこともなく、精神を摩耗させることもないでしょう。

というわけで、思い切って、小説を書くのをやめてみませんか。

…………。

…………。

どうでしょうか。

やめますか?

…………。

…………。

まあ、私はやめられないんですけどね、小説を書くのって。

どれだけ否定されようが、書いてしまうんですよね、小説って。

だって小説書くのって、楽しいですからね。

結局、他人の意見も大事ですが――もっとも大切なのは、自分の気持ちです。

小説を書きたいから、書いてるんですよね?

だったら、気にしなくていいと思います。

初心者の人は、とりあえず、周りの意見を何も気にせず、小説を書いてみてください。技術なんか、書いてれば、そのうちついてきます。人の意見を気にせず、書きたい物を書かない方が、残念だと思います。

「初めて書いたけど、うまく書けなかった……小説を書くのに向いてないんだ」

いえ、そんなことないです。まだまだ書く量が足りてないだけです。

そんなわけで、とにかく書きましょう

書きたいという気持ちが、最も大切です。

誰に何を言われようが、小説を書いていいんですよ、あなたは。

書いてください。

あなたにしか書けない物語を、書いてください。

最初のうちは、まったく上手く書けないことでしょう。

何年書いても、上手く書けないと思うことだってあるかと思います。

評価されなければモチベーションは下がります。おもしろくない、つまらないと言われると、筆を折ってしまうかもしれません。そりゃ、人間ですから。私でも、そう感じますよ。

ですが、それで筆を折るのは、とてつもなくもったいないです。

評価されまいが、つまらないと言われようが、小説は書けます。

あなたは小説を書くことができます

書けないわけがありません。

小説は、誰だって書くことができます。

一番必要なのは、小説を書くという気持ちです。

もちろん、自分の思った通りの文章を書けなかったり、誤字脱字が多かったり、うまく読者にわかってもらう文章を書けるようになるには、時間がかかるかもしれません。

やめるのは、簡単です。何もしなければいいだけですから。

ですが、小説を書き続けた先に、とてつもなく素晴らしいものが、待っているかもしれません。

私は、かつて、新人賞に応募し、賞をいただきました。その時、編集者の方とやりとりし、作品を作っていきました。作家仲間もできました。人生で一番充実していたと言っても過言でないくらい素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

あの世界に、もう一度行きたい。そう思って、私は小説を書いています。

そこには、書き続けた人しか、到達できません。なので、私は書き続けます。

誰にだって小説は書けます。

だから、ちょっとくらい失敗したからといって、諦めるのはもったいないですよ。

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