桃太郎を書いてみよう【完全初心者向け小説の書き方です】

小説の書き方

こんにちわ、新庭(@araniwakon)です。

桃太郎をご存じでしょうか。

桃から生まれた桃太郎が、イヌとサルとキジをおともに、鬼ヶ島へ鬼を退治するというお話です。

日本で育った人なら、知らない人はいないのではないかというくらい最も有名な昔話だと思います。

「これから小説を書いてみたいけど、どうしたらいいのかわからない」

そう思ってる人は、ぜひ、桃太郎を書いてみてください。 小説のルールや決まり事、構成、キャラクターの作り方など、そういったことはいったん置いておきましょう。

いやいや、私は小説を書きたいんだ。小説の書き方を教えて欲しいんだ」と思う人も、騙されたと思って、桃太郎を書いてみてください。

小説を書きたい人は、当然ながら、自分の考えた物語を書きたいと思っていることでしょう。

桃太郎なんて、簡単でしょ? 書いてどうするの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、初心者でしたら、桃太郎を書くことをおすすめします。

なぜ桃太郎なのか?

その理由は、私が考えるに、三つあります。

  • 適度な文章量である
  • 起承転結がはっきりしている
  • 有名な物語なので、ストーリーを誰でも知っている

①適度な文章量である

桃太郎は、小さい頃に、絵本で読み聞かせてもらったことが多いのではないでしょうか。

子供向けであるため、文章量としては、かなり少ないかと思います。

もちろん、描写をどこまで書くのかというところで変わってくるかと思いますが、それにしたって基本的なストーリーを書くとしても、原稿用紙で十枚もあれば十分だと思います。

長すぎず、短すぎず、最初に手につけるとすれば、ベストな作品ではないかと考えています。

②起承転結がはっきりしている

桃太郎のおおまかなストーリーは、明確な起承転結で表すことができます。

起:おばあさんが川で拾った桃から、桃太郎が生まれる。

承:鬼を退治するために、桃太郎が鬼退治に向かう。

転 :イヌ、サル、キジをおともに、鬼ヶ島で鬼を退治する。

結 :鬼からゲットした金銀財宝とともに、家に帰ってめでたしめでたし。

※オーソドックスな桃太郎を下敷きにしています。

起承転結については、別途記事を書こうと思いますので割愛しますが、こういうストーリーの大枠が明確なため、文章の構成を学ぶことができます。

そして、この構成を元に書くため、初心者にとっては非常に書きやすいです。

まずは起を書いて、終わったら承を書いて、そして転、結という順番で書いたら良いのかなと思います。

③有名な物語なので、ストーリーを誰でも知っている

自分の頭で考えなくても、すらすらとストーリーが言える人は多いかと思います。そのため、桃太郎を書くために、自分の頭でストーリーをひねり出すことが必要ないため、比較的簡単に手が動くのかなと思います。

ですが、マンガの中でも描いたように、三十分経っても、二人とも完成していないことに注目してください。

知っている物語でも、自分の文章で書くというのは難しいものです。まだ自分で小説を書いたことない方は、そうして文章を書くということに慣れてもらえればと思います。

また、この点については、もう二つほどメリットがあります。

一つ目に、誰でも知っているということなので、人に読んでもらいやすいです。

「桃太郎書いたから読んでみてよ」

そんな風に言われたら「ああ、桃太郎ね。きみが書いたの? いいよ」と、すんなりとオッケーをもらうことができるのではないでしょうか。

「俺が書いた小説読んでみてよ」と言われても、小説に興味がない人には、読んでもらうのはなかなかハードルが高かったりします。

ですが、桃太郎だったら「ああ、桃太郎知ってるよ。そんなに長い話でもないし、ちょっと読んであげようかな」となる可能性は高いです。

そうして、最初の頃は、自分の文章を読んでもらって、うまく書けているかを見てもらうのがいいかなと思います。

そして二つ目ですが、個性が出やすいです。

単純な物語ゆえに、自分の文章の癖などが、大きく出るのではないかと思います。

そのため、自分の文章というものを知ることができるはずです。

そういう意味では、初心者だけでなく、小説を書き慣れた人でも、桃太郎を書いてみるのは面白いかもしれません。あの有名な作家である芥川龍之介も桃太郎を書いています。そちらは青空文庫で読めますので、興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。

という風に、桃太郎推しになってしまいましたが、実は桃太郎でもなくても構いません。

ご自身が知っている簡単な物語を、自分の文章で書いてみるということでも、大丈夫です。

簡単な物語を、自分の手で書いてみることが、最初の一歩かなと思います。

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