こんにちわ、新庭(@araniwakon)です
今回は、マンガの紹介です。
ヒロユキ著「マンガで夢を叶えるための”おもしろい”の伝え方」です。
このマンガは勉強になるので、紹介したいと思いました。
作者がマンガを書く時に何を大事にして面白いを伝えているか、という内容です。
表紙にも「結局マンガってどう描けばおもしろくなるんですか」とあります。
おもしろいって何?
それに特化した HOW TO 本です。
作者について
作者はマンガ家のヒロユキ(@burumakun)さん。
マンガ家が、自分のマンガの描き方を話してみた(1/9)
(書籍化発売記念) pic.twitter.com/QMD8CWdeGz— ヒロユキ (@burumakun) October 17, 2019
たくさんアニメ化されてるマンガ家さんです。
余談ですが、私は「マンガ家さんとアシスタントさんと」がめちゃくちゃ好きですね。
めちゃくちゃ面白いギャグ4コマなので、読んだことない方はぜひ。
本の中で作者は、デビューまで9年かかったと書いています。
アニメ化されてるマンガ家さんでも、下積み時代がたくさんあったのでしょう。
そんなヒロユキさんがたどり着いた面白いの描き方が、この本に書かれています。
後書きを見たら、同人誌だったのを講談社から出版したらしいです。
同人誌で出すほど、伝えたかったことなんでしょうと私は感じました。
そんなノウハウがつまった本、絶対買いでしょう。
私は発売日に速攻で買いました。
6つのヒロユキ流マンガ術
この本では「自分が面白いと思っていたものが、読者には面白くないのはなぜか」ということに気づかせてくれます。
それについて、ヒロユキ流マンガ術として、6つ紹介されています。
- マンガにはテーマが必要
- マンガの「テーマ」は1つしかない
- 「キャラの魅力」を伝える描き方とは
- 自分だけの「キャラ」を生み出す方法
- どう描けばどう感じるか
- 他のマンガをどう参考にするか
具体的な内容は、マンガの中で紹介されていますので、読んでみるのがおすすめです。
感想
めちゃくちゃためになりました。
この本を買って、ものすごい良かったです。
特に私が一番良かったと感じたのは
【マンガのテーマは1つしかない】
【キャラの魅力を伝える描き方とは】
です。
この二つを読めただけで、めちゃくちゃおつりが来ます。
結局のところ、マンガも小説も、すべては「キャラクターを描いて、好きになってもらう」というところに集約されるのだと実感しました。
物語を作る際に重要なのは、私も思っていますが、キャラクターが最重要です。
キャラクターの魅力があれば、物語もぐいぐい読み進めることができます。
【マンガのテーマは1つしかない】では、キャラクターの重要性を。
【キャラの魅力を伝える描き方とは】では、どうやったらキャラクターを印象づけることができるかを。
それらを、作者様が作り上げた方法が紹介されています。
4コママンガをベースに紹介していますが、それは4コマだけに限りません。物語を作るためのベースになります。
キャラクターの重要性を、再認識させられました。
最後に
この本を読んだ後に、作者のマンガを読んでみましたが「あー、なるほどなるほど」と思うような発見がいっぱいありました。
創作論というのは世の中に多数ありますが、この本はめちゃくちゃわかりやすかったです。
キャラクターを描くことが苦手という方は、この本を参考にすべきです。
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