「マンガで夢を叶えるための”おもしろい”の伝え方」を読んだ

マンガ
新庭紺
新庭紺

こんにちわ、新庭(@araniwakon)です

今回は、マンガの紹介です。

ヒロユキ著「マンガで夢を叶えるための”おもしろい”の伝え方」です。

このマンガは勉強になるので、紹介したいと思いました

作者がマンガを書く時に何を大事にして面白いを伝えているか、という内容です。

表紙にも「結局マンガってどう描けばおもしろくなるんですか」とあります。

おもしろいって何?

それに特化した HOW TO 本です。

作者について

作者はマンガ家のヒロユキ(@burumakun)さん。

たくさんアニメ化されてるマンガ家さんです。

余談ですが、私は「マンガ家さんとアシスタントさんと」がめちゃくちゃ好きですね。

めちゃくちゃ面白いギャグ4コマなので、読んだことない方はぜひ。

本の中で作者は、デビューまで9年かかったと書いています。

アニメ化されてるマンガ家さんでも、下積み時代がたくさんあったのでしょう。

そんなヒロユキさんがたどり着いた面白いの描き方が、この本に書かれています。

後書きを見たら、同人誌だったのを講談社から出版したらしいです。

同人誌で出すほど、伝えたかったことなんでしょうと私は感じました。

そんなノウハウがつまった本、絶対買いでしょう

私は発売日に速攻で買いました。

6つのヒロユキ流マンガ術

この本では「自分が面白いと思っていたものが、読者には面白くないのはなぜか」ということに気づかせてくれます。

それについて、ヒロユキ流マンガ術として、6つ紹介されています。

  • マンガにはテーマが必要
  • マンガの「テーマ」は1つしかない
  • 「キャラの魅力」を伝える描き方とは
  • 自分だけの「キャラ」を生み出す方法
  • どう描けばどう感じるか
  • 他のマンガをどう参考にするか

具体的な内容は、マンガの中で紹介されていますので、読んでみるのがおすすめです。

感想

めちゃくちゃためになりました。

この本を買って、ものすごい良かったです。

特に私が一番良かったと感じたのは

マンガのテーマは1つしかない

キャラの魅力を伝える描き方とは

です。

この二つを読めただけで、めちゃくちゃおつりが来ます。

結局のところ、マンガも小説も、すべては「キャラクターを描いて、好きになってもらう」というところに集約されるのだと実感しました。

物語を作る際に重要なのは、私も思っていますが、キャラクターが最重要です。

キャラクターの魅力があれば、物語もぐいぐい読み進めることができます。

【マンガのテーマは1つしかない】では、キャラクターの重要性を。

【キャラの魅力を伝える描き方とは】では、どうやったらキャラクターを印象づけることができるかを。

それらを、作者様が作り上げた方法が紹介されています。

4コママンガをベースに紹介していますが、それは4コマだけに限りません。物語を作るためのベースになります。

キャラクターの重要性を、再認識させられました。

最後に

この本を読んだ後に、作者のマンガを読んでみましたが「あー、なるほどなるほど」と思うような発見がいっぱいありました。

創作論というのは世の中に多数ありますが、この本はめちゃくちゃわかりやすかったです。

キャラクターを描くことが苦手という方は、この本を参考にすべきです

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